インターナショナルスクールの入試


インターナショナルスクールに入るには、子供の英語レベルがあるレベルに達しているかチェックする試験を受けなければいけません。それは口頭試験であったり、筆記試験であったりと、その試験のタイプはさまざまです。英語の能力以外に、算数の能力を測る試験を用意しているところもあります。また保護者にも高い英語レベルを求めているところでは、英語による保護者への面接試験も実施されます。

 

インターナショナルプリスクールは、子供や親に英語コミュニケーション能力を求めていないところが多いため、ほとんどの場合入試を受けずに入ることができます。

 

 

インターナショナルスクールに入る手続きや申し込み時期は?

ほとんどのインターナショナルスクール、そしてプリスクールでは、入学・入園手続きを行う前に無料体験レッスンを受けたり、見学会に参加したりすることを前提条件にしています。つまり「実際に授業内容を見て、どんな教育を子供が受けるのかを理解したうえで、入学・入園手続きをしてください」というのが多くのスクールの方針です。

 

インターナショナルプリスクールは基本的に年中入園手続きができるのですが、インターナショナルスクールは1年間いつでも入学手続きができるところと、特定の期間だけしか入学手続きができないところの2種類に分かれます。

子供に通わせたいスクールを見つけたら、どんな手続きを踏まないといけないのか、そしていつまでに入園・入学手続きを済ませないといけないのかを、ホームページや電話での問い合わせを通して確認するようにしましょう。

 

出典: こそだてハック

 

 


入試について

私の子供が受けたキンダー入学の際の試験内容を紹介させていただきますと、試験は数人の子供たちのグループで行われ、途中でひとりずつ呼ばれて英語で色に関する質問や、家族のことなどを聞かれたようです。

 

グループで遊んでいる間は、他のお友達にどう接するかなども見られていました。

 

もう少し大きい年齢の子が学年の途中で転入する場合には、英語や算数の試験があり、学年相当の英語力・学力が必要とされます。試験に合格し、クラスに空きがある場合には入学が許可されます。

 

親の面談を行うインターも多く、家庭において日本語と英語を使う頻度や割合、子供と普段どんなことをして時間を過ごしているかについての質問、また、学校や担任の先生からの連絡は英語になるので、それについて問題はないかの確認も受けました。

 

インターナショナルスクールは学校によりそれぞれカラーがありますので「どうしてこの学校を選んだのか」というのも親の面談では必ず聞かれる質問です。

 

出典:「Fun英語」新しい英語学習体験

 

 


インターナショナルスクールの入試システム

一般的にインターナショナルスクールは、アメリカのシステム、ヨーロッパのシステムを導入しているところが多く、「新学期は8月中旬、終業式は6月中旬」になります。日本の入学試験は、幼稚園から大学によって、違いはありますが、通常11月以降になっていますね。

 

インターナショナルスクールは、「通常一年を通して」願書を受け付けています。それは海外からの急な転勤によって日本に住む人が多いからです。でも、日本に住んでるけど?いつ願書出すのか?これは、学校によって変わってきますが、通常は、「秋以降に願書受付、年明け入試テスト」が一般的です。

 

 

インターナショナルスクールの入試の難易度

学年が上がるほど、テストも勿論難しくなります。また幼稚園から高校までに共通しているのは、「親の面談」があるということです。三者面談、親だけ、子供だけの面談。学校によってシステムが違いますが、全員に共通して面談があります。

 

ネイティヴ並みの英語力は必須

英語がネイティブでない親は、この面談が一番憂鬱かもしれませんね。ちなみに、次に憂鬱なのは、数枚にも及ぶ英語の願書!!親、(父または母の片方は必須)ネイティブ並みの英会話力、英語力を求められる老舗インターナショナルスクールの入試面談は、覚悟が必要です。面談相手は、通常校長先生、受験学年相当の担任の先生などですから、もちろん相手は「ネイティブ」になります。

 

 

日本国内のインターナショナルスクールに卒業後の進学先と留意点

インターナショナルスクール卒業後の進学先

国内のインターナショナルスクールに通った後の進学先はどこになるのでしょうか?国内の大学?アメリカの大学?ヨーロッパの大学?

 

一番注意が必要なのは「日本の学校教育課程を修了したことにはならないため、大検などを受けないと、国内大学への入試資格が得られないことが多い」ということです。

 

最近では、国際バカロレア(IB)に参加している高校も多く、「IB高校を卒業」した場合は、通常の入試が認められています。

 

まだまだ子供が小さくて、インターナショナルスクールも、プリスクール、小学校などを探している方には、先の話かもしれませんが、でも、あっという間に中学、高校です。

 

「インターナショナルスクールで高校まで行こう!」と考えている場合は、幼稚園から、小学校からも、大学入試のことを念頭に学校選びをしてくださいね。

 

出典: チャイビ