幼児の英語教育について


幼児の英語教育はいつから始めたらいいの?赤ちゃんから?

 

子供にいつから英語を学ばせるかについては、明確な答えは出ていません。「幼児期は脳が急激に成長するので、できるだけ早めに英語教育を始めたほうがいい」という意見もあれば、「早くから英語教育を始めると、日本語がおぼつかなくなってしまう」という意見もあるからです。

 

そこで、英語教育を始める時期を決める前に、まず子供がどれくらい英語を使えるようになってほしいかを考えてみましょう。ネイティブ並の英会話力を備えさせたいなら早く始めるに越したことはありませんが、一般的な日常会話ができるくらいの英語で良ければ、急いで始める必要はありません。幼児期は年齢に合わせて少しずつ英語に慣れさせ、小学校に入ってから本格的に始めるのも一つの方法です。

 

 

0~1歳の赤ちゃんの英語教育は、CDやDVDがおすすめ!

英語耳になるために

0~1歳くらいは脳の成長がめざましく、聞いた英語を素早く吸収します。常日頃から英語が飛び交う環境にいれば、ネイティブ並みの英語力を身につけられる可能性もあります。一方で、母国語である日本語もしっかり話せない時期なので、「英語にばかり触れていると、日本語の発達が遅れてしまう」と指摘する人もいます。

 

この時期から英語教育を始めるなら、英語のCDやDVD、おもちゃなどを通じて英語の歌を流したり、YouTubeなどの動画配信サイトで海外のチャンネルをつけたりしてみてはいかがでしょうか?赤ちゃんは音を聞き分ける能力に長けており、早いうちから英語に触れておくと、日本語にはない「L」と「R」の音を聞き分けることができるようになるなど、様々な効果が期待できますよ。

 

日本語の発達に影響を与えない範囲で、1日30分〜2時間くらい英語に触れる時間を設けてみましょう。パパやママが英語の絵本を読み聞かせてあげるのもおすすめですよ

 

 

2歳~3歳の英語教育は、歌やダンスで体を動かそう!

2~3歳になると体の動きもしっかりしてくるので、ただ英語を聞くだけではなく、一緒に歌ったり、リズムに合わせてダンスをしたりすることもできますね。ただし、まだ日本語がつたない時期なので、「英語を勉強する」というよりも「英語に触れるのは楽しい!」と感覚を覚えられると、楽しく継続することができますよ。

 

 

4・5・6歳の英語教育は、コミュニケーションの機会を増やそう!

4~6歳頃になると日本語が母国語として確立されてくるので、英語学習による日本語への悪影響は起こりにくくなるといわれています。自分の意思を表現できるようになる時期でもあるので、次にご紹介するような方法で、英語のコミュニケーションを楽しめる機会を持つのがおすすめですよ。

 

 

出典: こそだてハック