インターナショナルスクールとは?


インターナショナルスクールとは?

アメリカンスクールとインターナショナルスクールを同じものと捉えている方も多いようですが、実際は違います。

 

アメリカンスクール

アメリカンスクールは、アメリカの教育システムに則って運営している学校です。

日本にいながら、アメリカの学校の卒業資格が得られます。

 

インターナショナルスクール

インターナショナルスクールは、特定の国の教育システムを採用していません。よって、学校ごとにカリキュラムを設定して運営しています。

 

インターナショナルスクールの中でも、イギリスのIGCSE(International General Certificate of Secondary Educationの略)を取り入れている学校や、IB(国際バカロレア資格。International Baccalaureateの略)のカリキュラムを取り入れている学校、また、独自で全くのオリジナルのカリキュラムを作成して運営している学校もあります。

 

出典: ナナピ

 

 


インターナショナルスクールとは

インターナショナルスクールは基本的には外国籍をもつ子どもたちの学校。

ウィキペディアによると、インターナショナルスクールの定義が次のように書かれています。

 

■インターナショナルスクールとは、多様な国籍、民族の学習者のための教育機関を言う。

■通例、特定の国に依存しない教育課程を用い、初等教育や中等教育を行う教育機関を指す。

■国内におけるインターナショナルスクールは昨今の国際化に伴い、その形態も学校法人化されたものから寺子屋的な無認可校まで多様であるが、国際的な修了資格が得られる機関を厳密なインターナショナルスクールと定義づけるのも一つの目安となる。

 

(ウィキペディアより抜粋)

 

 

国際的な修了資格が得られる国内のインターナショナルスクールは限定されてきますので、選ぶ際には子供の将来を見据えた上で決めましょう。一方、英語保育だけ希望する方には、幼児を対象にするインターナショナルプリスクールが全国各地にあります。

 

出典: All About

 

 


インターナショナルスクールのしくみ

インターナショナルスクールに関する基礎知識がないと、選び方の話をされてもワケがわからないかと思いますので、まずはこの教育施設のシステムをなるべく手際よくまとめます。

 

・幼稚部

・小学部

・中学部

・高校部

 

で構成されています。これらを全部そなえているところもあればそうでないところも。中学部までしかない、という場合は、高校部はほかのインターナショナルスクールや、帰国子女枠で受験できる高校へ編入することになります。事前に親が計画を立てておく必要があります。

 

小学部への入学は、幼稚部からの持ちあがりが優先されます。このため、日本国籍の子どもがいきなり小学部を受験するケースは少なく、幼稚部を経由することがほとんどです。

 

さらに知っておきたいのは、幼稚部の受験にあたっては、英語保育園(プリスクール)に通っていることが大きなアドバンテージ(有利)になるということ。

 

英語保育園は、特定のインターナショナルスクールとコネを持っていることが多く、英語保育園が書いてくれる推薦状や内申書も受験でプラスに働きます。英語保育園から直接、インターナショナルスクールの小学部を受験することも可能です。

 

これが一般的な進学ルートです。

 

・0~3歳で、英語保育園へ入園。

・4~5歳で、幼稚部を受験し入園。

・6歳になり、小学部へ進学。

 

出典: こどもブログ

 

 


インターナショナルスクールについて

インターナショナルスクールは、日本に在住する外国籍の児童のための教育施設(幼稚園・小学校・中学校・高校)として設立、発展してきたと言われています。学校教育法に定める学校ではなく、各種学校に分類されています。

 

 しかし現在では、教育の国際化、多様化により、日本人が入学できるスクールも増え、また、日本の学校としての要件を満たしながら、英語による教育を行う取り組みも伝えられるようになりました。(幕張インターナショナルスクール-他/最新の情報は再確認をお願いします)

 

 日本人がインターナショナルスクールに進学を希望する背景には、帰国児童等の教育の他に、欧米の教育文化や国際的英語力を求めていることが挙げられます。一方で、日本の学校教育に対する不信があるのかもしれません。

 

出典: Kitty International School/Kindergarten/Preschool インターナショナルスクールの基礎知識

 

 


最近、よく耳にするインターナショナルスクールってどういう所なのでしょう?一般的なイメージは、「インター=外国人の子どもが学ぶところ」という感じでしょうか。

 

インターに行けば、日本の画一的な学校教育とは違って、自由な校風で、自由に学習を進めていける環境を手にいれることができると思っている人がほとんど。

 

まぁ、確かにそのとおりなのですが、近年、いろいろなタイプのインターナショナルスクールが出てきていますので、一概にこれがインターだ、と言えないのが説明に苦しむところです。

 

 

「インターナショナルスクール」はどんな組織にも使える名前

たとえば、私が明日から英語教室を開校するとしましょう。名前を何にするか考えた末、「そうだ!エム・インターナショナルスクールにしよう!」と決めたとします。

 

規制はありませんから、次の日にはエム・インターナショナルスクールという看板をあげてもいいのです。中身は英語教室ですが、名前だけインターナショナルスクールという響きをもてるのです。

 

そうすると、近所に「インターナショナルスクールが出来たみたいよ。」と噂が立ち始めます。つまり名前だけのイメージで広がっていくのです。あらら、どうしましょう。

 

2002年以降、こんな形で全国にいろいろな形のインターナショナルスクールが設立されていきました。

 

出典: All About

 

 


インターナショナルスクール 国籍は?

幼稚園から高校までで、約50カ国の国籍の生徒が在籍しており、アジア系、アメリカ・カナダ系、ヨーロッパ系、アフリカ系、など様々です。

 

 

日本人だと入学に不利?

日本人だと入学に不利になるということはありませんが、多様性を維持する目的で各クラス・学年で国籍が偏らないようにしているため、1つの国籍に対して人数制限が設けられています。

 

日本の学校である以上、日本国籍の生徒が一番最初に一定の割合まで達しやすく、結果として「日本人だと不利」になることはありえます。

生徒の入れ替わりは激しい?

 

両親の仕事の都合で故郷へ帰るなど、生徒の入れ替わりは多く、毎年、入学・卒業含めて、全校で15%程度の生徒が入れ替わります。

 

 

入学理由は?

入学理由は様々です。日本人の子どもであれば「帰国子女だから」「学校の教育方針に共感して」「将来、国際的な場で活躍してほしいので、国際色豊かな学校に入れたい」などが理由として挙げられます。

 

外国人の子どもの場合は「一般的な日本の学校の授業についていけないため」入学するというケースもあります。

 

インターナショナルスクールにより、状況は異なります。

 

 

英語力はどの程度必要?

子どもの英語力

・幼稚園から高校まである中で、当然のことながら、学年が上がれば上がるほど、入学時に求められる英語力は高くなります。

 

・3~4歳であれば入学時の英語力は問いませんが、5歳からの入学であれば、英語を書くことはできなくても「聞く」「話す」はできるようになっていて欲しいです。

 

・英語で記された教科書を使い、授業も全て英語で行うわけですから、それらを理解して勉強を進めていける程度の英語力は必要になります。

 

親の英語力

・ご両親の英語力は不問です。入学時の面接も、英語か日本語かを選択できます。

 

・両親の英語力を必須としているインターナショナルスクールもあります。

 

 

年間スケジュー

「インターナショナルスクールは9月始業」と一般的には言われますが、実際には8月20日頃に新学年が始まり、6月15日頃に終了します。

 

年間授業日数(183日程度)を確保するため、若干のズレが生じます。

長期休暇

春休み:3月最終週(1週間程度)

夏休み:6月15日頃~8月20日頃(2ヶ月程度)

秋休み:10月最終週(1週間程度)

冬休み:12月10日頃~1月6日頃(3週間程度)

祝日

 

年間授業日数を確保するため、土日以外に重なる祝日(「昭和の日」や「勤労感謝の日」など)は休みでないことがほとんどです。

 

出典: ナナピ